いらつく＠２ちゃんねる

大学時代、サ−クル関係の知人にずうずうしい人が二人いた。
一人は態度がでかく、自慢ばかりするくせに、全然働かない。
その上身近な女の子にはアタックかけまくりで玉砕しまくり。
なのに「俺は異性の友達が多い」と吹聴する。
こんな性格が原因でサークルやクラブを次々追い出され
（マジで辞めてくれと言われたらしい）
最後にうちのサークルにきた。
うちのサークルにきて５分ぐらいなのに、タッチの差で入会に来た後輩に
「うちのサークルは、なんでも自由が取り柄だから、君もくつろいで」
と先輩風吹かしてるのを見たときは卒倒しそうになった。

もう一人はどこから湧いたか覚えてないが、
気がついたら飲み会、コンバには同席しているヤツ。
誰も呼んでないのにやってきて飲み食いして、
清算する頃には酔いつぶれ、寝ゲロ。誰が掃除したと思ってんだｺﾝﾁｸｼｮｰ。
こいつに連絡するな！　と通達を出してもサークルの活動予定とかを調べて
部室のあたりをウロウロしていっしょにくる。ちなみに部員ではない。
こっちも基本的に口をひらけば、自分の自慢しかしなかった。
　（続く）

（続きです）
ほかのメンバーも、この二人にほとほと困り果てていた。
この二人は、お互い直接の知り合いでは無かったので、
「いっそ、あの二人で仲良くしてくれたら」
と冗談半分で言っていた。
ところがある日、この二人が同じコンパに出現した時があった。
徐々に席を移動し、二人を接近させるメンバー。
それとなく酔いつぶれるメンバー。とうとう二人が話を始めた。
行きがかり上、結構近くにいた私が聞き耳をたてていると、こんな会話をしていた。
「俺なんか、女の友達多いからな」
「……。俺、この間テレビ局でバイトした」
「……。メルトモも女もいるよ」
「……。テレビ局って大変だぞ」
　全　然　話　噛　み　合　っ　て　ね　え……。

お互い、投げっぱなしの会話のキャッチボールが何時間も続いた。
その後、二人が仲良くなったということもなく、それぞれバラバラで
シレっといつもの行動に戻っていた。
先輩は
「『ゴジラ対ガメラ』みたいなもんで決着はつかん、それぞれのステージに戻っただけ」
と冷静に評論していた。

毒で毒を制すのは不可能と言うことか・・・

この二人で同じ女を奪いあったらどうなるのだろう・・・。

>>409
二人とも女からストーカー行為で訴えられる。

>>407
＞投げっぱなしの会話のキャッチボール
会話のドッジボールのほうがしっくりくるな。